元行政職員で現役地域おこし協力隊が書いた地域おこし協力隊の本。【目次】まえがき 第一章 地域おこし協力隊ってなんだ?1:地域おこし協力隊という制度2:地域おこし協力隊になるには3:地域おこし協力隊の活動経費4:地域おこし協力隊の活動経費の性質5:地域おこし協力隊の人件費(給料)6:地域おこし協力隊の身分(副業や保険・年金などについて)7:地域おこし協力隊の勤務場所8:地域おこし協力隊のミッション9:地域おこし協力隊の公私のバランス 第二章 地域おこし協力隊と地域とが共鳴するために行政編 1:どうして地域おこし協力隊を導入するのか?導入目的に徹底的にこだわる 2:ミッションにはこだわり過ぎない 3:信頼関係は事前の根回しとキーパーソン紹介から始まる 4:地域おこし協力隊を導入したら、彼らにまず説明すべき3つの重要項目 5:地域おこし協力隊はJOINで募集してはいけない 地域おこし協力隊編 1:地域おこし協力隊がまず勉強すべき3つの重要項目 2:地域から頼まれごとをされてはいけない 3:副業は絶対にするべき 4:3年後を考えて活動してはいけない 5:地域おこし協力隊ネットワークのススメ 6:地域おこし協力隊自身の幸せとは? 7:地域で見つけるべき人材は「仲間」「メンター」「友達」ミニコラム:地域おこし協力隊の恋愛事情導入目的決定編 1:「何のための地域おこし協力隊?」を追求する 2:導入目的を明確化するコミュニケーション編①業務面における理想のコミュニケーション【行政編】 1:地域おこし協力隊のミッションを「報告書をまとめること」にしてはいけない 2:定期的に会話する機会を設ける 3:出来ないの理由は明確に 4:3年後の話ができて初めて信頼関係が築ける 5:指示系統と責任所在をはっきりさせる 6:人が中心だからこそ大切な心のケア【地域おこし協力隊編」 1:自分から報告・連絡・相談。進捗状況は常に共有 2:成果の見える化というコミュニケーション 3:アイディアが実現しない理由 4:将来の事こそ自分から話す②地域との理想のコミュニケーション【行政編】 1:隊員と地域の間に立つコーディネーターとしての役割 2:行政職員の最大のミッションは、地域住民を自分事にすること 3:最終的に責任を取るという自覚と言動【地域おこし協力隊編】 1:体験を共有するのもコミュニケーション 2:地域の人の得意を活かして、事業と組み合わせる 3:地域おこし協力隊は行政と地域のつなぎ役【説明】地方創生の目玉とされる地域おこし協力隊。現在約4,000人の隊員が全国各地で活動をしており、政府は今後もこの数を断続的に増やす考えを示している。地域外から人を受け入れ、その人を起爆剤に地域を盛り上げようという地域おこし協力隊はこれからの地方社会にとって間違いなく希望の光になりうる存在だ。一方で、受け入れ側の地域の準備は、決して万全とは言えない。生半可な気持ちでこの制度を利用することは、返って逆効果になる場合すらある。こうした背景の中、今後、地域おこし協力隊はどう地域と関わり活動すべきなのか。地域は協力隊とどう接するべきなのか。行政の役割とは。協力隊の地域におけるポジションとは何なのか。行政・地域おこし協力隊の両方の立場を経験した筆者が考える地域おこし協力隊の未来。【著者】秋吉直樹東海大学体育学部スポーツレジャーマネジメント学科卒業後、神奈川県小田原市経済部観光課に勤務。地域の最大の魅力は人にあることを体感する。小田原市役所に3年間勤務後、香川県が掲げる「これからは地域のハブになれる存在が必要」という思いに共感し、香川県地域おこし協力隊として四国初上陸。全国初の地域おこし協力隊のための地域おこし協力隊(地域おこし協力隊コーディネーター)として、「さぬきの輪」を合い言葉に地域のヒト・モノ・コトがつながる仕組みを構築。