日本の政府でもAIへの取り組みを重要視し、総務省、文部科学省、経済産業省の3省は平成29年に生産性の向上や、健康・医療・介護への応用などを目的に人工知能技術戦略を策定しました。この戦略の中でAI分野の研究開発や産官学の連携やベンチャー支援な度に加えて、AI人材育成についても触れています。AI人材については現在も不足しており、この先も不足する見通しであるため、将来に向けた人材教育の必要性についても大きく取り上げています。身の回りでは、すでに、コンビニやスーパーのレジなどでも省人化、無人化が進んでいますね。業務効率も合わせて改善できますし、これからもAIの導入事例は増えていくでしょう。しかし、そんな便利なAIですが、シンギュラリティが起こることを懸念しているという情報も出てきています。シンギュラリティが訪れたときにはなんと、”地球上の主役をAIに奪われてしまう"というのです。便利なAIですが、その一方、我々人間がAIに支配されてしまうかもしれない危険性も秘めているようです。そこで、そもそも、”AIとは何か”、”シンギュラリティとは何か”、“シンギュラリティ到来で何が起こるのか”ということから、”人間が生き残っていくために何をしたら良いのか”ということを説明してきたいと思います。